【12/24 技術情報協会セミナー】プラスチックフィルムの種類,添加剤, 製膜,応用,評価

~プラスチックフィルムの基礎から最新のトピックスにかけて~

日 時:2024年12月24日(火) 10:30~16:30会 場:Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料:1名につき55,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込み)〕
〔大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
         詳しくは上部の「アカデミック価格」をご覧下さい〕※定員になり次第、お申込みは締切となります。
■ プログラム
講師紹介の特別割引がございますので、受講希望の方は yasumicogr@gmail.com までお知らせください。
【講座の趣旨】

 プラスチックは世界で最も広く使用されている工業製品であり,その代表的な加工法としてフィルムの成形・成膜があげられる。汎用樹脂をはじめとした様々なプラスチックフィルムが容器・包装・農業さらには自動車産業など多岐の用途に利用されており,我々の生活になくてはならない重要な材料となっている。そうした背景から,プラスチックフィルムに関して,昔から多くの成形加工技術などが検討されており,今後も市場要求の高まり等により,更なる技術開発が求められると思われる。 本セミナーでは,プラスチックフィルムに関して,原料となる樹脂特性,添加剤技術,成形加工技術およびそれらに纏わる試験・評価方法について幅広く概説し,また,最新のプラスチックフィルム技術の動向についても解説する。


【セミナープログラム】

1.プラスチックフィルムの現状
  1.1 プラスチックフィルム全体市場規模推移および予測
  1.2 用途別フィルムの動向
    (1)容器包装分野
    (2)農業分野
    (3)自動車分野
    (4)エレクトロニクス分野
    (5)建築資材分野

2.樹脂特性におけるプラスチックフィルムと添加剤
  2.1 汎用樹脂フィルムの特徴,使用される添加剤
    (1)ポリエチレン(PE)
    (2)ポリプロピレン(PP)
    (3)ポリ塩化ビニル(PVC)
    (4)ポリスチレン(PS)
    (5)ポリエチレンテレフタレート(PET)
  2.2 (スーパー)エンプラフィルムの特徴と課題
    (1)ポリアミド(PA)
    (2)ポリカーボネート(PC)
    (3)ポリフェニレンサルファイド(PPS)
    (4)ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
    (5)ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
    (6)液晶ポリマー(LCP)

3.成形加工技術
  3.1 溶融押出成形
    (1)Tダイ成形
      (a)一軸延伸
      (b)二軸延伸
    (2)インフレーション成形
  3.2 キャスティング成形
  3.3 カレンダー成形
  3.4 単層フィルムと多層フィルム

4.フィルムの評価・試験
  4.1 機械物性評価
    (1)引張試験
    (2)引裂き試験
    (3)耐ピンホール性試験
    (4)衝撃試験(ダートインパクト,フィルムインパクト)
    (5)突刺し試験
    (6)剥離試験
    (7)ヒートシール性試験
    (8)ホットタック性試験
    (9)摩擦係数試験
    (10)ブロッキング試験
    (11)ガス透過試験
    (12)水蒸気透過試験
    (13)加熱収縮率試験
    (14)耐折試験
    (15)ぬれ張力試験
     (16) クリープ試験
  4.2 耐候性・耐老化性評価
  4.3 耐燃焼性評価
  4.4 光学特性評価

5.特許状況に基づいた最新のフィルム技術の動向
  5.1 5G向け電子材料フィルム
            (FCCL用フィルム)
  5.2 半導体向けフィルム
           (バックグランドテープ)
  5.3 MLCC製造用フィルム

6.サーキュラーエコノミーとモノマテリアル化

【質疑応答】

Follow me!