セミナーのご案内【Live配信】 or 【アーカイブ配信】
プラスチックフィルム 要素技術入門
<午前中で終わる120分速習セミナー>

― 樹脂の種類・特性・用途、成形加工技術、試験・評価手法および最近のトピックス ―

120分でプラスチックフィルムおよびそれにまつわる技術の全てを効率よく解説いたします。プラスチックフィルムをこれから勉強される方で、まとまった時間を取りにくい方には最適なセミナー内容となっています。

日時【Live配信】 2021年6月24日(木)  10:00~12:10 【午前中で終わる120分セミナー+10分質疑応答】
【アーカイブ配信】 2021年7月8日(木)  ~7月22日(木)頃まで配信予定

【主催】  サイエンス&テクノロジー社 

https://www.science-t.com/seminar/B210694.html

講師に拠る紹介制度による割引がございますので、受講される方は必ずご一報ください。

セミナー趣旨

 プラスチックは世界で最も広く使用されている工業製品であり、その代表的な加工法としてフィルムの成形・成膜があげられる。汎用樹脂をはじめとした様々なプラスチックフィルムが容器・包装・農業さらには自動車産業など多岐の用途に利用されており、我々の生活になくてはならない重要な材料となっている。そうした背景から、プラスチックフィルムに関して、昔から多くの成形加工技術などが検討されており、今後も市場要求の高まり等により、更なる技術開発が求められると思われる。
 本セミナーでは、プラスチックフィルムに関して、原料となる樹脂特性、添加剤技術、加工方法およびそれらに纏わる試験・評価方法について幅広く概説し、また、最新のフィルム技術の動向についても紹介する。

セミナー講演内容

< 得られる知識・技術 >
 ・プラスチックフィルムの樹脂種類別の特性、成形加工技術、評価・試験方法
 ・市場・用途別の現状、特許状況に基づいた最近成長性の高いフィルム技術の開発動向

< 主な対象者 >
 ・プラスチックフィルム技術開発者、ポリマーの研究開発者

< プログラム > 1.プラスチックフィルムの現状
  1.1 プラスチックフィルム全体市場規模推移および予測
  1.2 用途別フィルムの動向
   (1)容器包装分野
   (2)農業分野
   (3)自動車分野
   (4)エレクトロニクス分野
   (5)建築資材分野

 2.樹脂特性におけるプラスチックフィルム
  2.1 汎用樹脂フィルムの特性
   (1)ポリエチレン(PE)
   (2)ポリプロピレン(PP)
   (3)ポリ塩化ビニル(PVC)
   (4)ポリスチレン(PS)
   (5)ポリエチレンテレフタレート(PET) 
  2.2 (スーパー)エンプラフィルムの特性
   (1)ポリアミド(PA)
   (2)ポリカーボネート(PC)
   (3)ポリフェニレンサルファイド(PPS)
   (4)ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
   (5)ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
   (6)液晶ポリマー(LCP)

3.成形加工技術
  3.1 溶融押出成形
   (1)Tダイ成形
    (a)一軸延伸
    (b)二軸延伸
   (2)インフレーション成形
  3.2 溶液キャスティング成形
  3.3 カレンダー成形
  3.4 単層フィルムと多層フィルム

 4.フィルムの評価・試験
  4.1 機械物性評価
   (1)引張試験
   (2)引裂き試験
   (3)耐ピンホール性試験
   (4)衝撃試験(ダートインパクト、フィルムインパクト)
   (5)突刺し試験
   (6)剥離試験
   (7)ヒートシール性試験
   (8)ホットタック性試験
   (9)摩擦係数試験
   (10)ブロッキング試験
   (11)ガス透過試験
   (12)水蒸気透過試験
   (13)加熱収縮率試験
   (14)耐折試験
   (15)ぬれ張力試験
  4.2 耐候性・耐老化性評価
  4.3 耐燃焼性評価
  4.4 光学特性評価

 5.特許状況に基づいた最新のフィルム技術の動向
  ・ハイバリアフィルム
  ・光学フィルム
  ・生分解フィルム
  □質疑応答□
   チャット機能・または音声にて質問可能です。
   また、後日別途講師にメールで質問可能です。

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